2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「追悼 葉山修平」(『花粉期』)

小冊子スタイルの文藝紙『花粉期』(藤蔭道子編集・発行)の号外「追悼 葉山修平」が、9/30付けで発刊されている。葉山修平氏は、みずからの旺盛な創作活動とともに、千葉朝日カルチャーセンター、金沢読売文化センター、NHK文化センター柏教室、読売文化セ…

健康をめぐる自己責任論は怖い

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00000001-jct-soci&p=1 (「長谷川豊氏、「人工透析」ブログの「真意」語る」) 長谷川豊さんが伝えてくれなかった人工透析の現実 - 畳之下新聞はてなブックマーク - 長谷川豊さんが伝えてくれなかった人工透析…

異端児と開成運動会

(写真:キッチンミノル) 『アエラ』8/15号の「現代の肖像」で、建築家の田野倉徹也氏が紹介されている(文:大平誠)。山下和美のエッセイコミック『数寄です!』(集英社)に出てくる蔵田徹也のモデルの建築家である。この作品については、わがブログです…

コルトレーンの『至上の愛』

最近は左耳の(ノイズ混じりの)難聴と、LPプレーヤーの故障でコルトレーンの演奏など久しく聴いていない。昔LPでは、『神の園(Ascension)』よりも『至上の愛(A Love Supreme)』のほうをよく聴いたものである。生演奏で聴いた経験は一度のみ、1966年7月…

演劇のチケット代、そしてケラリーノ・サンドロヴィッチ

(「東京新聞」) ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが述べるように、たしかに演劇のチケット料金は、「あまりにも高い」という印象をもつ場合が多い。高名な演出家と俳優の組み合わせ、さらに〈立派な〉劇場での公演となれば、1万円を超える事はめずらしく…

江戸川堤の彼岸花(曼珠沙華)

今年は春から夏そして秋を迎えて、連れ合いの病院(江戸川病院・乳腺外科田澤篤医師)通いのお伴で、JR総武線小岩駅から江戸川堤に出向く機会が多い。昨日は、白花も混じった彼岸花(曼珠沙華)に目を見張った。(最近入手した一眼レフカメラを携帯していな…

貫地谷しほり主演『ガラスの仮面』観劇

昨日は台風が西日本を襲い、東京でも雨脚強い中、新橋演舞場で、美内すずえ原作、G2脚本・演出の『ガラスの仮面』を観て来た。主演の北島マヤ役は、貫地谷しほり、ライバルの姫川亜弓役はマイコ、月影千草役は一路真輝という、個人的に申し分のないキャステ…

映画『蜜のあわれ』鑑賞

室生犀星の『蜜のあはれ』を映画化した、港岳彦脚本、石井岳龍監督『蜜のあわれ』をDVDで鑑賞した。DVD再生プレイヤーが壊れてしまったので、ゲーム機のプレステ3使用で観たため、音声が小さく聴き逃した台詞もあったが、愉しめた。自分を「あたい」と言う…

萩の花咲く

鉢植えの萩が、花を咲かせた。

『テレーズとローラン』観劇

9/14(水)は、池袋の東京芸術劇場シアターウエストにて、地人会新社公演、谷賢一作・演出、ゾラ原作『テレーズとローラン』を観劇。この劇場は狭いので、思ったより舞台に近く、よく観え、よく聴こえた。難聴がだいぶ恢復してきた左耳は、まだ大きい音にノ…

ナチス裁判

95歳元ナチス親衛隊員、裁判始まる 弁護人は無罪主張:朝日新聞デジタルはてなブックマーク - 95歳元ナチス親衛隊員、裁判始まる 弁護人は無罪主張:朝日新聞デジタル 映画『ハンナ・アーレント』を思い起こした。執拗にして不寛容、感心する。 http://d…

市川本八幡

9/10(土)テレビ東京の番組『アド街ック天国』で、千葉県市川本八幡(市川市八幡&菅野)を特集していた。JR総武線、京成線、都営新宿線(始発・終着駅=本八幡)が並行して走っていて、都心からの交通の便よく、文化的な香気も漂い、「千葉の鎌倉」と呼称さ…

広島カープ優勝おめでとう

82勝中、42度逆転 つなぐ意識が猛打呼んだ 広島:朝日新聞デジタルはてなブックマーク - 82勝中、42度逆転 つなぐ意識が猛打呼んだ 広島:朝日新聞デジタル 広島ファン、優勝に慣れていないため喜び方が広島カープ誕生物語みたいに一部過激化 : 市況…

「ガラスの仮面」女優の舞台

9/14(水)は、東京芸術劇場シアターウェストでの、地人会新社公演、谷賢一作・演出、エミール・ゾラ原作『テレーズとローラン』観劇の予定。このゾラ原作の『テレーズ・ラカン』といえば、1998年2月のベニサン・ピットでのtpt公演、デビッド・ルヴォー演出…

去るいのち、育ついのち

去るいのちがあれば、育ついのちもある。この夏の盆休みに長男家族が来訪。東日本大震災の年に誕生したKくんは、この10月で5歳になり、今年2月に生まれたAちゃんは猛暑を乗り切ったようだ。この家族は、今月中には千葉県八千代市に新居を構えることになる。

東京家政学院のJKはぶっ飛んでる

https://www.youtube.com/watch?v=wa3ZQiudMZM(「2016年俳句甲子園全国大会2日目」) 「東京新聞」9/2(金)夕刊で、第19回「俳句甲子園」の展開と結果が報告(川原田喜子記者)されている。開成高校Aの優勝は、予想の限りであったが、決勝戦に進んだ東京…

梨が届く

田舎から常光の梨(幸水種)が届いた。ほどほどに水っぽく、暫くは愉しみ。

デュランタ・タカラヅカ開花

鉢植えのデュランタ・タカラヅカが今年はじめて開花。安定感なく、しだれるように花を咲かせている。色は、宝塚のスミレの花の色で満足。もともと熱帯の花木で、5月〜10月の期間咲くそうである。「花は桜」の日本の美意識を混乱させる〈外来種〉の位置づけな…

室生犀星学会連絡(訃報)

http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20100804/1280900326 (「文芸同人誌の漱石特集:2010年8/4 」) http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20110202/1296632226 (「海洋堂の宮脇修さん:2011年2/2 」) http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20110923/1316748736 (「犀…

「新潟記念」万馬券的中!

昨日9/4(日)新潟競馬場での11R「新潟記念」の結果は、1着:17=アデイインザライフ(横山典弘)、2着:14=アルバートドック(戸崎圭太)、3着:12=ロンギングダンサー(吉田豊)。12・14・17の3連複馬券の的中配当は、12,810円の万馬券。12と14を軸にした3…

緑色のシンボリズム

(表紙油絵:廣戸絵美) 北海道考古学会会長大島直行氏の『月と蛇と縄文人』(寿郎社)は、縄文人の土器・土偶などのものづくりの原理には、不死と再生のシンボリズムが根底にあるとし、月がそのシンボルであり、月の性格を分有するものとして蛇があると考察…

巨大なブタ風船が飛ぶ

jp.reuters.com ピンク・フロイドのCDでは、『ATOM HEART MOTHER(原子心母)』(EMI )と、2枚組『ECHOES(啓示):the best of PINK FROYD』(EMI )を所蔵。このところは聴いていない。来年ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で回顧展があるとのこ…

コムラサキが実をつける

庭のコムラサキの実が、いつのまにか紫色に色づき始めている。8月の終わりには、アルゼンチンワインの白、マイペ・トロンテス(Maipe Torrontés)で、夏に亡くなった方への献杯とした。

社会学者中野卓先生

医療批判記事で昨今暴走気味の『週刊現代』(講談社)9/10号に、岸政彦龍谷大学教授の「わが人生最高の10冊」という記事が掲載されており、そのベスト10冊の第3位の書物に、中野卓著『口述の生活史』(御茶の水書房)が挙げられてあった。不覚にもこの書は未…