2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「国境なき記者団」とは何だ?

日本の「報道の自由」を考える〜本当の問題はどこにあるのか(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュースはてなブックマーク - 日本の「報道の自由」を考える〜本当の問題はどこにあるのか(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース この記事について、イスラーム研究者池…

新聞における〈市民〉の声

『東京新聞』朝刊の「反響」という、テレビ・ラジオ番組についての投書欄があり、けっこう〈愛読〉している。たとえば、4/28(木)紙上には、5人の読者の投書が掲載されている。65歳・76歳・75歳・68歳・62歳の年齢の人、世代的偏りに関しては不問として、意…

中国演劇鑑賞の記録

梅葆玖さん死去 女形の京劇俳優 上海万博で「楊貴妃」:朝日新聞デジタルはてなブックマーク - 梅葆玖さん死去 女形の京劇俳優 上海万博で「楊貴妃」:朝日新聞デジタル 京劇界の名優・梅葆玖氏が死去、父親の梅蘭芳氏を演じたレオン・ライが哀悼メッセージ―…

自然の暴力性

昨日はひさしぶりに理容室(美容室ではない)に行った。やや離れたところにあるのだが、その近くにお気に入りのブーランジェリー・アヴィニヨンがあるので、ウォーキングも兼ねて利用している。途中の空き地に、多くオレンジ色の花が咲いている。ナガミヒナ…

北朝鮮はアメリカから学んだ

モーゲンソーの『国際政治(上)』(岩波文庫・原涁久監訳)第二部「権力闘争としての国際政治」の第六章「権力闘争ー威信政策」に、威信政策としての軍事的示威行動のことが述べられている。なるほど、北朝鮮は過去のアメリカから学習しているのである。い…

筍をいただく

近所の方から茹でた筍をいただいた。筍は、英語辞典で調べると、bambooshoot。明日は筍ご飯として、本日の夕飯のときに、ワインのツマミに食べてみよう。

鉢のミヤコワスレ(都忘れ)

ミヤコワスレの名は、佐渡に流された順徳院が詠んだ「いかにして契りおきけむ白菊を都忘れと名づくるも憂し」の歌に由来するという。ただし、ミヤコワスレ(都忘れ)は江戸以降の園芸品種で、原種はキク科シオン属ミヤマヨメナとのこと。順徳院が佐渡で出会…

デュッセルドルフ劇場公演『賢者ナータン』(1984年)

「賢者ナータン」が直面した課題 – アゴラ 言論プラットフォームはてなブックマーク - 「賢者ナータン」が直面した課題 – アゴラ 言論プラットフォーム レッシング(Lessing)作の『賢者ナータン(Nathan der Weise)』の舞台は、1984年6月デュッセルドルフ…

粟散辺地(ぞくさんへんち)

秦恒平『親指のマリア』(筑摩書房)の「審問の章〈ヨハンⅡ〉」では、新井勘解由(白石)が、長崎通詞の今村源右衛門とその部下の通詞品川兵次郎、加福喜七郎らを従えて、二人の奉行とともに連日シドッチ神父を審問する。世界地図を拡げて、勘解由が西洋の地…

エルマンノ・オルミ監督『木靴の樹』

名匠オルミ監督「緑はよみがえる」 命の尊さと戦争の真実を描く - 朝日新聞デジタル&Mはてなブックマーク - 名匠オルミ監督「緑はよみがえる」 命の尊さと戦争の真実を描く - 朝日新聞デジタル&M イタリアのエルマンノ・オルミ監督作品では、昔(1979年…

浅羽通明『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』(ちくま新書)を読む

浅羽通明氏の『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』(ちくま新書)を読んだ。丸山眞男、花田清輝、福田恆存、吉本隆明などの(こちらが)個人的にもかつて愛読した思想家の言説を参照しつつ、その形態が〈新しい〉とし「反戦・脱原発」デモを支持…

草間彌生さん

「世界で影響力ある100人」に草間弥生さん - BIGLOBEニュースはてなブックマーク - 「世界で影響力ある100人」に草間弥生さん - BIGLOBEニュース http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20121008/1349704853(「畏るべし80代:2012年10/8」) http://d.haten…

ラシーヌもお忘れなく

http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/donna16/top2.html(「岩波書店:シェイクスピア没後400年」) 今年は、シェイクスピア没後(1616年4/23没)400年ということで、いろいろなイベント企画が催されるらしい。 ところで、本日はフランス古典主義を代表する、…

夢野久作の「瓶詰の地獄」を思い起こす

108年前に海に投げ込まれた瓶の手紙が、浮び上がってひとりの発見者に届いたとは驚いた。夢野久作の短篇「瓶詰(の)地獄」を思い起こしたことであった。 http://www.theguardian.com/world/2016/apr/19/message-bottle-washed-ashore-108-years-worlds-olde…

わが庭の花々(その2)

(白花花蘇芳=シロバナハナズオウ) (白山吹) (花梨の花) (ヒメコブシ=シデコブシ) (コデマリ) (ドウダンツツジ) (藤の花) (花水木=ハナミズキ)

映画のなかの〈レスボスの愛〉

ローマ法王、レスボス島訪問へ 難民送還に懸念:朝日新聞デジタルはてなブックマーク - ローマ法王、レスボス島訪問へ 難民送還に懸念:朝日新聞デジタル ローマ法王:レスボス島を訪問 難民ら激励 - 毎日新聞はてなブックマーク - ローマ法王:レスボス島を…

セレンディピティについて(再)

作家・哲学者ウンベルト・エーコさん死去「薔薇の名前」:朝日新聞デジタルはてなブックマーク - 作家・哲学者ウンベルト・エーコさん死去「薔薇の名前」:朝日新聞デジタル 隔月刊文藝誌『雲』(龍書房)3・4月号に、澤田繁晴氏の連載評論「徳田秋声(1)…

お見舞い

先週たまたま、熊本を故郷とする近隣の知人から帰郷土産をいただいたばかりであった。当初の想像を超えて、被害は甚大なようである。お見舞いしたい。

新井白石と菩提寺

秦恒平の『親指のマリア』(筑摩書房)、「潜入の章」〈勘解由Ⅰ〉へと読み進む。「聖母の章」〈ヨワンⅠ〉では、語り手がシドッチ神父(の視点)に寄り沿うように物語を展開させていたが、この章では、新井白石(勘解由)に寄り添うように語られて展開。20世…

大平透の声といえば、『スーパーマン』

声優の大平透さんが86歳で死去 「笑ゥせぇるすまん」喪黒福造役つとめる - ライブドアニュースはてなブックマーク - 声優の大平透さんが86歳で死去 「笑ゥせぇるすまん」喪黒福造役つとめる - ライブドアニュース 大平透の声といえば、アメリカの連続TVドラ…

アーノルド・ウェスカー(Arnord Wesker)追悼

アーノルド・ウェスカー氏死去 英国の劇作家:朝日新聞デジタルはてなブックマーク - アーノルド・ウェスカー氏死去 英国の劇作家:朝日新聞デジタル アーノルド・ウェスカー劇の舞台は、昔5回ほど観ている。反体制左翼が、政治的にも文化的にも勢いのあった…

現代徒然草

仁和寺施設で過重業務、精神疾患に 京都地裁、手当支払い命令 : 京都新聞はてなブックマーク - 仁和寺施設で過重業務、精神疾患に 京都地裁、手当支払い命令 : 京都新聞 世界遺産の仁和寺で349日の連続勤務 元料理長のうつ認定 - ライブドアニュースはてなブ…

〈作家〉の氾濫

(『東京新聞』1999年3/30「大波小波」) 座右の『国語辞典』(集英社・1993年版)によれば、「作家」の項は、以下の通り。 1:芸術作品の制作者。「陶芸〜」 2:小説・文芸作品を作る人。小説家。「流行〜」

『親指のマリア』のシチリア料理

秦恒平『親指のマリア』(筑摩書房)の第1章にあたる「聖母の章」に、シチリア料理についての記述がある。1708年10月、シドッチ神父が乗ったトゥリニダード号がマニラを出発してからいよいよ日本の屋久島あたりの海に辿り着いたとき、彼は、生まれ故郷のシ…

ピレウス港とソクラテス

【ダヤン氏緊急寄稿】中国の国営会社「ギリシャ・ピレウス港、第二埠頭買収 - 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」はてなブックマーク - 【ダヤン氏緊急寄稿】中国の国営会社「ギリシャ・ピレウス港、第二埠頭買収 - 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬る…

秦恒平『親指のマリア』(筑摩書房)

切支丹屋敷と宣教師シドッチ神父 | 東京坂道ゆるラン www.christiantoday.co.jp 東京日野市の古書店から、秦恒平『親指のマリア』(筑摩書房・1990年12月初版)を取り寄せた。さっそく読み始める。祈りの行為に挟んで、食事と排泄という形而下的なところを丁…

木瓜の花と京都一休寺

BSプレミアムで、『植物男子ベランダー』(田口トモロヲ主演)のSEASON3が始まった。映画チャンネルNECOで遅れてのSeason1放送の『女くどき飯』(貫地谷しほり主演)とともに、好きなTVドラマ。映画館上映の映画が長篇小説とすれば、この2作品は短篇(集)…

民進党はだいじょうぶか?

民進党、情けなくて涙が出てしまうはてなブックマーク - 民進党、情けなくて涙が出てしまう 4/5(火)BS11の「リベラルタイム」で、野田佳彦(前首相)氏が登場、安倍政権の経済政策について、所得格差が増大していること、金融政策だけの経済状況打開には限…

わが庭の花々

(花海棠 =ハナカイドウ) (プリムラ・ジュリアン) (タチツボスミレ) (水仙) (白花花蘇芳)

五木まりコンサートを聴く

昨日4/4(月)の夜は、東京内幸町ホールで、五木まりコンサート「NEOMARIIZM PARTⅥ」を聴いた。エディット・ピアフ生誕100年の昨年は、五木まりさん虚血性心疾患に罹患し音楽活動が停滞してしまったようだったが、無事恢復、今回「ピアフ生誕100年 〜そう生…