マドンナが元気、私たちも元気。
— っょuwu (@odebubu2000) 2021年10月11日
pic.twitter.com/3maTLBrZhJ
マドンナがまだ無名のころ、アルバイトで写真のモデルとなった写真集『MADONNA NUDES 1979』(TASCHEN)を取り出して眺めた。
マドンナが元気、私たちも元気。
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マドンナがまだ無名のころ、アルバイトで写真のモデルとなった写真集『MADONNA NUDES 1979』(TASCHEN)を取り出して眺めた。
10/6(水)は、国立劇場開場55周年記念通し狂言、近松徳三作『伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)』を観てきた。昔母のお供ではじめ歌舞伎座、後に国立劇場大劇場に歌舞伎見物でたびたび訪れている。傑作だったのは、国立劇場前でタクシーを降りると、母がチケット(入場券)を忘れていて、すぐ公衆電話から自宅に電話をすれば何とトンカツ屋さんにかけていた。電話番号が似ていて間違えたのだった。留守中の弟に連絡がつき、タクシーでチケットを届けてくれた。母も弟もすでに黄泉の人であるが、いちばんの思い出である。
正午開演、序幕と二幕目の幕間に昼食休憩があり、予約で2Fの和食レストランでヒレカツ定食をいただいた。
序幕第一場「伊勢街道相(あい)の山の場」は華やかで、いかにも歌舞伎の舞台の賑々しさがある。女藝人お玉(中村梅乃)とお杉(中村蝶紫)のやりとりも可愛らしく、すぐに引き込まれる。「つっころばし(柔弱で滑稽味を帯びた色男の役柄)」の今田万次郎(中村扇雀・成駒家)が、主君の命で探し当てた名刀「青江下坂」を遊蕩の支払いに窮して質入れ、相手の町人が出奔して失い、そしてこの場で、謀反を企む蜂須賀大学一派の一芝居に騙され、折紙(おりかみ:刀の鑑定書)まで偽物とすり替えられてしまう。第二場「妙見町宿屋の場」で、伊勢の御師(おんし:参拝者に宿を提供して祈祷や神楽を執行し、諸国にお札や暦を届けた神職)である福岡貢(中村梅玉・高砂屋)が登場、ここで後から登場の万次郎の持つ折紙が偽物であることが発覚。福岡貢は、伊勢の神領を統括する長官の藤浪左膳(中村又五郎・播磨屋)から、「青江下坂」の詮議を頼まれる。阿波国の家老今田九郎右衛門は、左膳の妹を妻としその子が万次郎、福岡貢の父は今田家の家来であったのだ。「青江下坂」紛失の責により家老の失脚を企む蜂須賀大学一味の陰謀が明らかとなった。
第三場「野道追駆けの場」と第四場「野原地蔵前の場」は、万次郎の従者奴林平(中村萬太郎・萬屋)が、蜂須賀大学の家老失脚を企んでの「青江下坂」奪取を指示した家来徳島岩次宛の密書を、一味の二人を追って取り上げるまでのコミカルな動きと展開。花道に割合近い席であったので、林平の(ナンバ歩きの延長としての)走りの美学がしっかり観られてよかった。第五場「二見ヶ浦の場」で、林平が密書を奪い、福岡貢が万次郎、捕らえた二人を交えた未明の暗闇の中での「だんまり」を経て、夫婦岩の注連縄の向こうに昇った朝日の光で、密書の宛名をしかと確認。昔二見ヶ浦の夫婦岩は見物したこともあって、この仕掛けに感動した。
(幕間)
二幕目第一場「古市油屋店先の場」。油屋は古市の遊廓。ここでは、福岡貢と仲居の万野(中村時蔵・萬屋)との対決が最初の見せ場。万野はじつは蜂須賀大学一味と通じていて、貢を慕うお鹿(中村歌昇・播磨屋)から金を借りていながら貢が手紙に応じないのは不実で冷酷と詰るが、貢には覚えのないこと。その座敷に後から来ていた藍玉屋北六実ハ徳島岩次と徳島岩次実ハ藍玉屋北六と入れ替わっている、大学一味の二人が合わせて貢を「伊勢乞食」と口汚く罵る。謀のためとのことだが、二人は何でわざわざ入れ替わって同じ場で酒を呑んでいるのかわからない。なお、台本で貢がお鹿に無心を依頼したという証拠の書付を手箱の中から探す件、『エエ、当る十月歌舞伎公演「通し狂言 伊勢音頭恋寝刃」、これは国立劇場の番付じゃわいなア……』とあるが、笑いが聞こえてこなかったので実際には台詞に言ってなかったのかもしれない。歌舞伎にはこういう洒落はあるもので、愉快であるが。
次の見せ場が、貢と恋仲のお紺との恋のもつれ。お紺は貢の不実を責め、貢は悔しさに身を震わせつつ油屋を去るが、その際岩次がすり替えたものを料理人喜助(中村又五郎)が再びすり替えた「青江下坂」を差していた。お紺に身請けを提案する北六に対して、お紺は袱紗包みに他の女からの起請文を隠しているだろうと迫り、北六は安心しきって袱紗包みをお紺に渡す。お紺は貢のために折紙を手に入れたのだ。お紺は貢を心から慕っていたのだ。
さていよいよ最後の見せ場。万野が貢の刀を持って来て岩次に差し出すと、これはすり替えた偽物と。万野は、下坂を取り戻そうと貢を追う。さてはすり替えられていたのかと貢が店に戻り、混乱。お紺が折紙を貢に渡し、偽物の刀と信じ、名刀いや妖刀「青江下坂」に導かれながら、福岡貢は、万野、北六、お鹿、岩次を次々に斬りつける。所作も、刀を道具にしてというより、刀の方が貢を動かして斬りかかる、といった感じである。第二場「古市油屋奥庭の場」で、お紺の登場で正気に戻った返り血を浴びた貢が切腹しようするところに喜助が現われ、手にしている刀こそ「青江下坂」だと告げられ、折紙と「青江下坂」が揃い喜びの大団円となった。
上演筋書掲載、神山彰明治大学名誉教授の『「伊勢音頭」の東西』によれば、「ぴんとこな」という定義の難しい役柄があって、「単純な錯覚、理性を失った逆上」、合理的には理解不能で一貫性がない、不思議な役柄、福岡貢こそそれにあたるとのこと。
中村梅玉の貢は、国立劇場では6年前にも演じている。上方の名跡を襲って以来、『忠臣連理の鉢植』(植木屋)や『小さん金五郎』など、多彩な上方狂言も演じてきた積み重ねがあり、「ぴんとこな」らしい柔らかみと硬質な芸質との不思議な融合が感じられた。
一昨日庭に出て水の溜まったバケツを覗くと、何とまた手桶の中にイモリが1匹いた。死んでいた。餌が乏しくなって餓死したのだろうか。さらに観察すると、水の底でもう1匹が死んでいた。アカハラではないので、どこか近所で飼育されていた外国種だろうか? それともじつはカナヘビで、バケツの水の中に落ちるか入るかして死んでしまったのだろうか? 手厚く葬りたいところだが、イモリであれば皮膚毒もあるらしいし面倒なので水とともに雑草の中に撒いてしまった。
今日はタイワンホトトギスを眺めた。
【追記】10/8(金)
やはりカナヘビであった。今日庭の鉢に水遣りをしたついでに空のバケツを覗くと、カナヘビが底にいたのだ。ジョウロの水を少しかけると何とか這い上がって逃げようとするが、滑って底に落下してしまう。合点がいった。いままで観察したのも、すべてこうして命尽きたカナヘビであったのだ。バケツを横に倒して逃がしてやった。一瞬にして草叢に消えてしまった。
Hulu配信、ロシア・ウクライナ共同制作の大河ドラマ『囚われの愛〜Love in chains』全48話を一昨日観終えてしまい、ヒロインのカテリーナ(カーチャorキーチ)ロスの状態に陥っている。農奴身分でありながら、地主夫人アンナ(ユリア・アウグ)によって(ある暗い事情から)養女のように育てられ、ドイツ語・フランス語に通じピアノ演奏にも巧みで、かつ美術の素養もある教養豊かな淑女として成長したカテリーナ(カテリーナ・コヴァルチュク)が、彼女に横恋慕する地主の息子グレゴリーによって狂ったように執拗に迫られる物語を軸に、誠実で勇敢な男との愛の悲劇を、酷薄なロシアの農奴制を背景に描いている。48話では、一人目の婚約者が殺され、二人目の愛し合う男アンドレイと結婚できるまでに至ったのに、その結婚を祝う場で、アンドレイは彼を恨む悪徳地主の放ったであろう刺客の刃で倒れてしまう。『小公女セーラ』の展開だったので、ハッピーエンドで終わるかと思ったら意外な結末、ストレスを残した。
しかし今秋すでに続編の制作が進んでいるらしい。アンドレイも死んだとすれば、莫大な遺産を継いだカテリーナが悪徳地主に復讐する物語となるのか。もし生きていたとすれば、パリから愛人と帰還中の元の地主との土地・農奴をめぐる闘争の物語になるのか、予測できない。
数日前に、8月に予約申し込んだ佐伯日菜子さまデザインのTシャツが届いた。猫はわが庭を荒らしかねない天敵であるが、この猫イラスト(猫のプリマ)はいいのではないか。サイン付きで感激。
サクッと健康笑
— 佐伯日菜子 (@hinakosaeki) 2021年9月29日
いろいろと楽しく思い出深い一本です。14分だと、山手線7駅くらい?
ぜひご覧ください!
津野監督めちゃくちゃ好きなのよ。私。 https://t.co/dDIidSk7Lf
【佐伯日菜子/成海花音】出演
— 長谷川瑞己@みずキング (@mizukipunch) 2021年10月8日
本日10月8日(金)21時より
佐伯日菜子さんの 公式Instagramと弊社公式YouTubeにてライブ配信を開催致します🤘😝😆
そして今日は先日誕生日を迎えた飛ぶ鳥を落とす勢いの女優 成海花音さんも参戦しますよ!https://t.co/fJSvwKLXpbhttps://t.co/EJn1UZL4R3 pic.twitter.com/9H7YRkBCnl
いまHulu配信19世紀クリミア戦争終結後のロシアを舞台にした、ロシア・ウクライナ制作の歴史大河ドラマ『囚われの愛(Love in Chains)』にハマって、もとより暇人なので終日観ていてる。訳あって富豪の地主の家で令嬢の扱いで育てられた農奴カテリーナの恋人アレクセイが、カテリーナに欲情をもって執着する地主の息子グレゴリーによって殺されてしまう21話まで一気に観てしまった。ヒロインのカテリーナを演じるカテリーナ・コヴァルチュクは、顔かたちが日本の佐伯日菜子に似た女優で、馬車の中でグレゴリーに強姦未遂されるところなど、伊丹十三監督の大江健三郎原作『静かな生活』の場面と重なる。なおグレゴリーの母親でカテリーナを娘として育てた地主夫人アンナを演じているのが、これまたハマってしまったロシアの歴史大河ドラマ『エカテリーナ』で前皇帝エリザヴェータ役のユリア・アウグで、最初はイメージに慣れず戸惑ってしまった。
さてこのドラマは登場人物が、アレクセイを援助した農奴出身の実業家アンドレイと、グレゴリーと結婚した大地主の娘ナターリヤの弟ニコライ、それにカテリーナを支える料理人のパヴリーナ以外はバカばっかりで、善悪以前にバカとしか言いようがない振る舞いで、イライラすることばかり。それなのに観てしまう。ドラマのなかでのロシア正教の無力と〈暴力性〉は、すべての宗教の無力を象徴している。
#囚われの愛 ~Love in chains~ カーチャ役のカテリーナ・コヴァルチュクの表情演技力が凄いな。デモビデオみてもよく分かる。アメリカ映画にも進出するのね。https://t.co/ctBHbk1apy
— 清水久美子 (@KumikoShimizuWP) 2021年4月10日
エンタメの小説家でもそれ見ますよ。綿野恵太さんの本の題にあるように、僕も大なり小なりバカになっております。 https://t.co/6dMZlMfn3E pic.twitter.com/DikJJtA0al
— 千野 帽子『物語は人生を救うのか』「岩波少年文庫を全部読む。」 (@chinoboshka) 2021年9月30日
5倍になって「25人」という字が読めないのか? https://t.co/fiQNqzBKOb
— 池田信夫 (@ikedanob) 2021年9月28日
東京オリパラ 選手・関係者のコロナ入院者数は当初発表の5倍 組織委が修正https://t.co/My11Dy9HT1
— クロmium🐾 (@ztkszero) 2021年9月28日
マスコミが割合で言うときは数を、数で言うときは割合を見ろという典型。
ピーク時:当初2名 → 修正11名
トータル:当初5名 → 修正25名
赤旗によれば選手・海外だけで約9万人。
優秀では? pic.twitter.com/Sg0NUqHJME
知性もだけど、知識も少ないんですね。 https://t.co/9cdGF6JVuO
— 畠山茂 / はっち / hacci (@hacci88) 2021年10月1日