俳優加藤武を偲ぶ


 俳優加藤武といえば、個人的には、1968(昭和43)年4月文学座公演、宮本研作『美しきものの伝説』(木村光一演出)での、四分六(モデル:堺利彦)の演技である。独特の風貌と声とがぴったりの印象であったと、思い起こされる。この舞台は、戦後演劇の一つの頂点ではなかったかと懐古する。ご冥福を祈りたい。




 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20101224/1293165294(「『美しきものの伝説』:2010年12/24」)